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本・雑誌 建築技術
本・雑誌内容 月刊「建築技術」は、激しく変貌する今日において、建築界におけるアーキテクノロジーのあり方を問うとともに、それらを通じて建築の本来の姿を捉えた建築総合雑誌です。計画・意匠・構造・施工・監理などを網羅し、建築に関する最先端の技術から、より実務的な問題までを幅広く取り上げ、読者のあらゆるニーズに応えるとともに、明日の建築におけるアーキテクノロジーを追求します。
本・雑誌内容詳細 建築技術2023年10月号
特集:ネットゼロ時代に向けた関連業界の取組み
監修:伊香賀俊治(慶応義塾大学理工学部教授)
2050 年ネットゼロ社会の実現に向けて,わが国では建築物省エネ法の改正などによる ZEH/ZEB の普及・推進などが進められている。一方,欧米では建築物の資材製造・施工段階から改修,解体,廃棄時に発生するエンボディドカーボンを削減する取組みが始まり,特に資材製造・施工段階までのアップフロントカーボンを建築規制に取り入れる欧米の国や自治体が出現している。
わが国でも,省エネ、創エネもあわせて総合的に LCCO2 を実質ゼロにする建築物の普及を目指し、ゼロカーボンビル推進会議を立ち上げ、多方面から国際社会・次世代に通用する脱炭素への取組みを進めている。本特集では、新築・改修・解体時のエンボディドカーボン削減に重点を置き、ネットゼロに向けた国内外の動向を紹介する。

Ⅰ.ホールライフカーボン問題の現状認識│村上周三……64
Ⅱ.建築分野におけるライフサイクルカーボンの現状と今後の展望│伊香賀俊治 ……66
Ⅲ.ネットゼロに向けた国内動向
 脱炭素社会に向けた住宅・建築行政における動向│今村 敬……68
 2050年カーボンニュートラルに向けた今後の省エネルギー政策│木村拓也……72
 建築業界・分野における脱炭素への取組みを応援します│吉野議章……76
 建築物環境計画書制度の改正│宇田浩史……78
 日本建築学会の動き│大岡龍三……80
Ⅳ.ネットゼロに向けた国際動向と取組み
 ネットゼロに向けたESG投資・国際イニシアティブの動向│堀江隆一……82
 欧州の動向と取組み│柿川麻衣……86
 米国の動向と取組み│岡田早代……90
Ⅴ.ライフサイクルカーボン排出量算出法
 日本建築学会LCA指針の概要│小林謙介……94
 不動産事業における「建設時GHG排出量算定」の検討│山本 有+中村 仁……98
 マニュアル・ツールの実際の使い方│丹羽勝巳+竹内洋徳+高山雅士+田村好史……103
 海外の建築LCA算定ツールの紹介│掛上 恭……110
Ⅵ.ネットゼロ実現への取組み
 ビル事業における脱炭素社会実現への取組み│美崎 悟+藤田勝紀……114
 三菱地所グループの2050年ネットゼロ実現に向けての取組み│鯉渕祐子……116
 東急不動産の取組み│仲神志保+古賀喜郎+平井健一……118
 建築物のライフサイクルCO2の削減に向けた取組みとLCAに対する要望│藤生直人+川端裕司+井上智晴……120
 建築プロジェクトにおけるCO2排出区分と鹿島建設の脱炭素手法│田名網雅人……122
 バイオ炭を用いてコンクリート内部に炭素を貯留する環境配慮型コンクリート“SUSMICS-C”│久保昌史……124
 建築物ライフサイクル全体でのCO2排出量削減に向けた取組み│御器谷良一+豊原範之……126
 森林資源循環を組み込んだネットゼロ社会の仕組みをつくる│小林道和……128
 カーボンマイナスを目指した戸田建設の取組み│村江行忠……130
 前田建設工業のカーボンニュートラルに向けた取組み│久保俊輔……132
 建築工事におけるCO2排出量削減への取組み│丸山信一郎……134
 再エネ100%工場│吉田成男……136
 プレキャストコンクリートにおけるCO2排出量削減に対する取組み│中瀬博一……138

【architectural design】
長崎市庁舎│山下設計・建友社設計・有馬建築設計事務所特定設計業務共同企業体……12
市民が自由に過ごせる空間と地域の回遊性・超高層の新しいファサード表現│筬島 亮……18
RC柱梁+CLT耐震パネルで外殻を構成した超高層免震庁舎│小俵慶太……30
防災性能と環境性能,意匠性能の統合│大塚 直+大川 守+中澤 大……34
大規模混構造建築物の施工│小川雄一郎……36
真鶴の家│萩原剛建築設計事務所……38
風景の構造化│萩原 剛……49
真鶴の自然を享受する環境計画│大宮由紀夫……52
混構造(WRC+木造+鉄骨補強)における構造計画│徳安義紀……54
混構造の住宅施工におけるポイント│堀口岳士+原 慎一郎……55

【連載】
高強度・太径鉄筋を用いた実務配筋マニュアル
第6回◆SABTEC機械式定着工法組込プログラム概要│益尾 潔……140
新時代を拓く最新施工技術
第166回◆複雑な建物形状を工期内に実現した,大屋根鉄骨レシプロカル架構の施工│西尾康弘……144
建築関連最新判例の解説
第118回◆プロポーザル募集要項と異なる手続きで設計契約を締結することの行政法的アプローチ│秋野卓生……156
建築 千思万考 第3回◆マンション再生について思うこと│成田至弘……160
施工者に幸あれ 第142回◆「何者なのか」探索中 構造エンジニア・福島佳浩│朝倉幸子……166
自走する構想 第31回◆まちづくりの始まり方│遠藤克彦……167
一言居士◆情報の海で溺れる人間と情報の海で成長するAI│淵本正樹……155
ザ・ブックス◆建築とエネルギーの人類史│バーナバス・カルダー 著 村田 涼 評……158

【TECHNICAL View】
積み重ねるだけで浮体地盤構築可能なブロック浮体……56
耐火建築物に有益 高機能繊維強化集成材……57
CO2削減と生産性向上に寄与 コンクリート床の仕上げ機械……58
施工管理を大幅に効率化 設備スリーブ検査アプリ……59
環境に配慮した木造仮設建築……60
環境負荷低減を図るCO2吸収コンクリート……61

【MACRO & MICRO】
トピックス+セミナー+コンペ・コンテスト+企業情報+イベント・ギャラリー+ブックス……168

【BRI news & topics】
国土技術政策総合研究所(建築分野)の令和5年度までの研究成果
【BUIL TECH】
もりだくさんのホットな製品情報········152
【表紙】
長崎市庁舎
設計:山下設計・建友社設計・有馬建築設計事務所特定設計業務共同企業体

撮影:大野 繁
デザイン:箕浦 卓(M’s SPACE)

通巻 885号
発売日 2023年9月15日
判型・頁 B5判・178頁
雑誌コード 03325-10

【次号予告】
建築技術2023年11月号(10月17日発売)
特集:拡がる木造建築の今
監修:大橋好光 (東京都市大学名誉教授)

非住宅木造建築は、近年の建築業界において中心的なテーマの一つである。その背景には、政策やカーボンニュートラル社会の実現、新材料など、多様な要因がある。また、最近では、建築主も積極的に木材を利用(部分的な利用も含めて)する動きも出てきている。一方で、非住宅木造建築には課題も多い。
それは、サプライチェーンや安定供給、積算基準などの整備など、多様である。本特集では、非住宅木造を後押しする社会的な背景や、建築主の狙いを紹介するとともに、非住宅木造を取り巻く課題を整理し、その解決策を考察する。

【architectural design】
前橋ガレリア/平田晃久建築設計事務所
日本アロマ環境協会拠点施設/隈研吾建築都市設計事務所

※建築技術特集「特集:ネットゼロ時代に向けた関連業界の取組み」は,公益社団法人日本建築士会連合会および一般社団法人建設業振興基金の継続職能開発(CPD)の自習型研修プログラムです。単位の取得を希望される方は,CPD情報システムにアクセスして本誌の設問に解答してください。

プロダクトNo 681
出版社 建築技術
発売日 毎月17日
販売サイト >>>公式サイトはこちら
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