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本・雑誌 | 環 |
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本・雑誌内容 | われわれはいったいどこに立っているのか、どこへ行こうとしているのか。われわれは先の見えない混沌の中にいる。今こそ、世界史のダイナミズムのうちに、みずからが存在していることを自覚しなければならない。学問の真の目的は、現実をどう認識するか、にある。しかし現実は、諸学の狭隘な視野を越えるトータルな知と、大地に立って物事の本質を掴む歴史意識において、はじめて姿を現すものなのである。今われわれが混沌の中にいるとすれば、それは、歴史に向かいあう主体のあり方を顕示する学の不在を示している。必要なのは、学の総合と、学における歴史意識の回復である。そして、それは作り手と読み手の問題意識、現実認識、すなわち歴史認識が、より直接的に反映されうる総合誌においてこそ、試みられるにふさわしい企図であろう。現実を、歴史を、「全体」として捉えるようなトータルな知をこの雑誌で提示していきたい。 |
本・雑誌内容詳細 | ■■ 第Ⅰ期終刊 ■■ □ 創業25周年・記念講演と対談 □ 〈講演〉東アジアから世界を見る 高銀(小西明子訳) 〈対談〉東アジアの現在と未来 高銀+小倉和夫(コーディネーター=木村知義) 〈創業25周年に想う――祝辞、メッセージから〉 〈挨拶〉世界に向けて発信していきたい 藤原良雄(藤原書店社主) 憂国の志情を抱いている志士 石牟礼道子 時代と闘うという姿勢 川勝平太 「根本」の宿る「本」 高銀(小西明子訳) 日本の人びとと私 エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ(浜名優美訳) フランスと日本をつなぐ貴重な架け橋 アラン・コルバン(小倉孝誠訳) 「歴史」が占める特権的な位置 ミシェル・ペロー(持田明子訳) 未来にのしかかるリスクを超えて ロベール・ボワイエ(山田鋭夫訳) 熱意ある、動じない人間 ダニー・ラフェリエール(立花英裕訳) すぐれた文学をサポートする ブルース・アレン 変革期に必要な「真面目な議論」 小倉和夫 日本の知的な財産を守る 青山やすし 石牟礼さんの作品に感動 黒田杏子 文明の根源的な意味を問う場 坂本直充 水俣には希望がある 加藤タケ子 歴史と文明の根底を見据える 山田鋭夫 ---------------------------------------- ---------------------------------------- ■ 〈シンポジウム〉今、なぜ石牟礼道子か ■ 第一部 私にとっての石牟礼道子 第二部 パネルディスカッション 池澤夏樹/高橋源一郎/町田康/三砂ちづる (司会)栗原彬 ---------------------------------------- ■ 〈シンポジウム〉なぜ今、移民問題か ■ 宮島喬/石原進/藤巻秀樹 鈴木江理子(コーディネーター) ---------------------------------------- □山百合忌――鶴見和子さんを偲ぶ□ 〈メッセージ〉鶴見俊輔・篠田桃紅 R・ドーア/武者小路公秀/澤地久枝/ 上田敏/金子兜太/笠井賢一/内山章子 ---------------------------------------- ---------------------------------------- ■ 〈小特集〉新しい社会運動に向けて 〔『闘争の詩学』の著者、金明仁氏を囲んで〕 ■ セウォル号事件と韓国民主主義の問題 金明仁 『闘争の詩学』から考えること 四方田犬彦 批評の公共性と運動性 佐藤泉 ---------------------------------------- ---------------------------------------- 〈インタビュー〉風刺画誌『シャルリ・エブド』襲撃テロ事件は、なぜ起きたか 〔話題作『ラディカリザシオン』著者、F・コスロカバール教授に聞く〕 ファラド・コスロカバール(聞き手=池村俊郎) ---------------------------------------- 〈インタビュー〉汝の食物を医薬とせよ 井手教義(聞き手=編集長) ---------------------------------------- 〈インタビュー〉私は食べ物で治します 佐藤初女(聞き手=朴才暎 司会=編集長) ---------------------------------------- 〈対談〉ちがう・かかわる・かわる 〔「こらーる岡山」の実践から〕 大田堯+山本昌知 ---------------------------------------- ---------------------------------------- フランス史の創造者、ミシュレ 〔L・フェーヴルの『フランス史の創造者ミシュレ』を読む〕 大野一道 ---------------------------------------- アルバニアが生んだ天才ヴァイオリニスト テディ・パパヴラミ 山内由紀子 ---------------------------------------- 希望を生み出すこと 〔水俣から考える〕 坂本直充 蓬(よもぎ)文化と『苦海浄土』 鈴木一策 ---------------------------------------- ---------------------------------------- ■ 震災・原発と野間宏 ■ システムに抗する文学の可能性 古川日出男 除染から始まる復興 〔原発と野間宏〕 山田國廣 ---------------------------------------- ---------------------------------------- □□ 連載 □□ ●ナダール――時代を「写した」男 8(最終回) 石井洋二郎 名士たちの饗宴 ●伝承学素描 37(最終回) 能澤壽彦 戊辰戦争の長き影 金子兜太の句 日常 石牟礼道子の句 花びらの吐息 ---------------------------------------- ■学芸総合誌・季刊 『環 歴史・環境・文明』0~60号 総目次(2000.1~2015.1) |
プロダクトNo | 1281690881 |
出版社 | 藤原書店 |
発売日 | 1,4,7,10月の25日 |
販売サイト | >>>公式サイトはこちら |
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※リンク先は雑誌の定期購読販売サイトの/~\Fujisan.co.jp(フジサン)へのリンクとなります。雑誌の画像や、内容の詳細などはデータを引用させていただいております。
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