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本・雑誌 Rp.+(レシピプラス)
本・雑誌内容 臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。薬剤業務の悩みも解消、臨床力を磨ける季刊本です。※2016年01月01日(Vol.15 No.1)より「Rp.+(レシピプラス)」にリニューアル致しましたが、2015年10月01日(Vol.14 No.4)迄のタイトルは「Rp.(レシピ)」となります。
本・雑誌内容詳細 特集:まもれ!経口抗菌薬 -新スタンダード処方-

≪はじめに≫

国立病院機構三重中央医療センター 統括診療部長 井端英憲

「抗菌薬を安易に処方しないこと」が評価される時代が来る
 もうすぐ平成が終わり,次の年号に移行します.私たちの医療界も確実に変化しています.
 平成初期には,「普通感冒の患者に抗菌薬を早期に投与することで,肺炎に移行することが予防できる」と,多くの医療者が信じていた時代が存在しました.当時から「抗菌薬の適正使用」を訴え,耐性菌の出現を危惧する意見はたくさんありましたが,時代が動いたのは,2016年の伊勢志摩サミット(第42回先進国首脳会議)で,薬剤耐性菌対策が国際的課題として採択された頃です.議長国である日本は薬剤耐性対策行動計画(AMRアクションプラン)を完成させ,「抗菌薬使用量減少への取り組み」という直接的表現を導入しました.
 しかし,フリーアクセスが保証された日本では,抗菌薬を処方して欲しい患者は,抗菌薬を処方してくれる医療機関を選択するでしょう.抗菌薬適正使用の鍵は,患者家族に「不必要な抗菌薬はのみたくない」という意識を定着させることであり,保険薬局の果たす役割は重要です.
 今回,「まもれ! 経口抗菌薬 新スタンダード処方」と冠して,外来感染症への抗菌薬の選び方と使い方を特集します.経口抗菌薬を特集した書籍は少なく,参考になる内容だと確信しています.さらに,今後「小児抗菌薬適正使用支援加算」のような「抗菌薬が不必要であることを説明した場合の加算」が導入された際に,今回の内容は非常に役立つと思います.
 新世代の抗菌薬治療は「眼前の患者を救うとともに,次世代のために耐性菌を作らないことを考慮する治療になる」ことを,学んでいただければ幸いです.

≪誌上ディスカッション 「不適正な抗菌薬処方」に,どう対応できるのか?≫

1.「抗菌薬が安易に処方されている」はホント!?
2.抗菌薬処方に“待った”をかけられる? かけられない!?
3.外来抗菌化学療法での服薬指導の問題点は?
4.保険薬局で今までしてきたこと・これからできること
5.経口抗菌薬の適正な使用を実現するために有効な手立てを考える

≪経口抗菌薬の選び方≫

1.日本版AMRアクションプランに沿った外来抗菌薬の適正使用
2.普通感冒
3.気道感染症
4.副鼻腔炎
5.尿路感染症

≪「経口抗菌薬」使う・使えない・使うべきシーンと服薬指導のポイント≫

1.抗菌薬のおさらい
2.ペニシリン系抗菌薬
3.セフェム系抗菌薬
4.カルバペネム系・ペネム系抗菌薬
5.キノロン系抗菌薬
6.マクロライド系抗菌薬
7.テトラサイクリン系抗菌薬
8.その他の抗菌薬

≪構造式からみる経口抗菌薬の「かたち」≫

1.抗菌薬の「かたち」
 ・作用の「かたち」 
 ・相互作用の「かたち」─抗菌薬とアルコール飲料─ 
 ・構造の大きさと特徴─マクロライド系抗菌薬の場合─
2.PK/PD理論の「かたち」
 ・「あっ,のみ忘れた!」そのときの指導は? 
 ・可逆的? 不可逆的? を知るには 
 ・使える現場のPK/PD理論のススメ

≪処方例から学ぶ! 経口抗菌薬の適正使用≫

case1 急性上気道炎にマクロライド系抗菌薬が選択された72歳男性
・クラリスロマイシン錠(200mg) 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝・夕食後 3日分
case2 気管支肺炎の確定診断で,キノロン系抗菌薬による
    外来抗菌薬治療が選択された72歳男性
 ・クラビット?錠(250mg) 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 7日分
 ・カロナール?錠(300mg) 屯用 1回2錠 発熱時 5回分

≪Series≫

・最近のコクシ 経口抗菌薬
・ハマゾン.co.jp あなたの体は9割が細菌
・生薬スロットでわかる漢方薬 抗菌作用のある漢方薬
・エビデンスと実臨床の架け橋?臨床疑問のゆくえ?
 強い抗菌薬? 弱い抗菌薬?
プロダクトNo 1281682534
出版社 南山堂
発売日 1,4,7,10月の1日
販売サイト >>>公式サイトはこちら
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