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本・雑誌 | 地球白書 |
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本・雑誌内容 | レスター・ブラウン氏が1974年にワールドウォッチ研究所を創設して、1984年に年次刊行物として、この『地球白書』を創刊しました。世界各国で翻訳されて「環境問題のバイブル」と評されるようになりました。この創刊号の主なテーマは「風力発電」「ソーラー発電」「食糧不足に向かう世界」でした。その後も「生物多様性」「エイズ」「鳥インフルエンザ」「酸性雨」「原発」から「CSR」「SRI」まで、常に世界に先駆けて問題提起と解決の提案をしてきました。 |
本・雑誌内容詳細 | 目次 『地球白書 2013-14』 環境界の一年間の主要動向 第1章 「サステナバブル」を超えて 概念の誕生/「持続不可能な開発」は、「開発」といえるのだろうか/窮地と可能性 *コラム1─1 持続可能な人口を目指して 【第一部:持続可能性に関しての測定基準】 第2章 地球の境界に配慮し、 生物圏との関係を再構築する 惑星的観点からの人類の増大/持続可能性のための許容範囲:《気候変動》《生物多 様性》《窒素とリン》《成層圏のオゾン》《海洋の酸性化》《地球レベルの淡水使用 量》《土地利用形態の変化》《大気中エアロゾル負荷量》《化学汚染》《相互依存的 な境界》/地球のレジリアンスのための革新と変革 第3章 『人類にとって、環境的に安全で、かつ基本的人権という視点から社会的に 公正な空間領域』の定義 「社会の境界」と「地球の境界」の間で/境界間の動態と分配/新たな経済を導く ダッシュボードのための測定基準の創出 *コラム3─1 「GDPを超えて」――新たな測定基準を求めて 第4章 「地球一個分」に適合する生活を実現する 「公正割当面積(公平な地球持ち分)」と「多消費社会」の比較/自然の法則のなか で生きることを学ぶ/今後の課題 *コラム4─1 エコロジカル・フットプリントとは 第5章 持続的な水資源の利用とその信頼性 データから見る水資源/どのようにすれば、今日の水利用を持続できるのか:《全て の人に安全な飲用水を》《生態系保全に必要な水》《地下水の動向》/持続可能性に 向けて *コラム5―1 脱塩処理について/*コラム5―2 河川・湿地・氾濫原など淡水生 態系によるサービス 第6章 持続可能な漁業と海洋を目指して:生態系の破壊を防ぐ 海洋の価値/苦しむ海、海洋に対する脅威:《海洋の酸性化》《海洋の温暖化と貧酸 素水塊》《海氷の消失》 《予期せぬ海洋の変化》《壊滅的な漁業》《人間活動の影 響》/海洋の持続可能性を保全する管理施策 第7章 中枢的資源としてのエネルギー 「エネルギー」と「科学の転換」/経済学:失敗した革命/正味のエネルギー分析と エネルギー収支比/新たな世界展望に向けて 第8章 再生可能エネルギーによる自然資源への影響 各再生可能エネルギーの制約要因 :《太陽》《風力》《小水力》《地熱発電》《波 力発電と潮力発電》《バイオマス》 /再生可能エネルギーの間欠性と変動性の緩和 への取組:《蓄電池》《揚水発電》《圧縮空気エネルギー貯蔵とバイオガス貯蔵》 《溶融塩熱貯蔵》《水素》《送電と配電》/持続可能な再生可能エネルギー・システ ムの展望 *コラム8─1 エネルギー効率改善と省エネルギーの貢献/*コラム8─2 土地利 用の優先順位と土地の権利への十分な配慮 第9章 非再生可能資源を保全する 非再生可能資源への依存の高まり/資源不足の示唆;《価格の上昇》《鉱石の品位の 低下》《環境コスト》 《供給が減少して、価格が相当に上昇する採鉱投入資源》/ 循環型社会を創生する *コラム9―1 「不足」とは、どのような事態なのか?/*コラム9―2 「埋立処 分場からの資源回収」の可能性 【第二部:真の持続可能性を実現するために】 第10章 文化を再構築して「持続可能な文化」を生み出す 地球を消費する/過去の偉業から学ぶ/「持続可能な文化」を構築する取組 /文化 規範への挑戦 *コラム10─1 「持続可能性文化」での日常生活/*コラム10─2 「選択肢の加 除」によって、規範を変革する/*コラム10─3 開発・発展と衰退 第11章 持続可能で望ましい経済を社会と自然のなかでつくる 新たな経済の枠組み:《生態学的な境界を尊重する》《人々が潜在的能力を全開でき る環境を整備する》《持続可能なマクロ経済を構築する》/持続可能な文明は可能か *コラム11─1 アメリカの銀行制度の社会的費用 第12章 企業を持続可能性の推進組織に改革する インセンティブとしての税制改革/「大きすぎて潰せない」企業が多すぎる/企業広 告と消費の循環を断つ/外部性を企業会計に内部化する/責任履行能力の強い企業へ 移行する 第13章 企業報告と経済における外部 経済における外部性/企業報告における外部性の開示/統合報告/外部性開示の義務 化へ向けて 第14章 地下にあるものは地下に:化石燃料時代の終焉 問題は「排出」ではなく「採掘」であって、「炭素」ではなく「化石燃料」である/ 化石燃料の影響力/緊急な「転換」のための政治/化石燃料を地中に留めるための初 期の展開/脱化石燃料時代のビジョンを描く *コラム14─1 化石燃料の関連数字 第15章 化石燃料を超えて:代替エネルギーの評価 代替と進歩/代替エネルギーの評価:《豊富さ》《普遍性》《間欠性》《商業利用技 術の確実性》《電力》《熱》《交通運輸》《社会的受容度》《分散性》《効率性》/ 代替エネルギー資源の概括的特質:《太陽光発電(PV)》《太陽熱発電》《太陽加 熱》《水力発電》《藻類由来のバイオ燃料》《地熱発電》《風力》《人工光合成》 《潮力》《従来型核分裂》《ウラン高速増殖炉》《トリウム高速増殖炉》《枯渇の可 能性のある地熱利用》《定常状態の地熱利用》《作物由来バイオ燃料》/化石燃料と 代替エネルギー資源との根源的差異 第16章 建築環境におけるエネルギー効率 経済的機会としてのエネルギー効率/業務用不動産市場の再構築/効率改善政策 第17章 農業:食料の生産─およびその解決策 全ての人のための食料/持続可能な成長のための食料/健康のための食料/文化を守 るための食料/食料システムを改善するために:《農業生態学に基づいた食料システ ムに投資する》《農業の多面的な貢献を理解する》《生活を守れる農業にする》/地 球的諸課題の解決策としての農業の登場 *コラム17─1 村の銀行による、持続可能な農業の推進 第18章 先住民族の伝統的食料の尊厳を守る アメリカおよび太平洋地域の神聖な食料/伝統的食料の環境的な側面/フード・セ キュリティのための新たなパートナーシップ/文化遺産と伝統的な生態学的知識/健 康の格差と闘い、先住民の健康を取り戻す/伝統的食料は先住民の自然権である 第19章 先住民族を尊重する 強制される立ち退き/抵抗/先住民族の人々を尊重し地球環境も守る:《先住民族を 守る諸政策》《企業の先住民族との関わり》《基金による効果的な資金供与》 第20章 持続可能性を目指す教育 :ビッグ・ヒストリー ビッグ・ヒストリーを教える/ビッグ・ヒストリーの講座は思考方法を変革できるか /ビッグ・ヒストリーの未来 第21章 環境行動に対する地球規模の道徳的合意へ 行動規準として共有されている道徳的原則:《全ての人は、生命・自由・身体の安全 に関する権利を有している》《正義、とりわけ世代間の正義は、受益と負担の公平な 分配に基づくべきである》《人は、子供達を害悪から守る絶対的な義務を負ってい る》《私達は、慈悲によって行動する道徳的な存在である義務がある》《世界を破壊 する行為は正しくない》《道徳的誠実は、私達の価値観を体現した決心を必要とす る》/気候変動への取組を妨げる対抗的な道徳的価値/道徳的責務から道徳的行動 へ:《道徳的権利》《良心的行動》《信仰に基づく行動》《倫理を考え直す》《組織 を考え直す》/世界観のパラダイム・シフト *コラム21─1 世紀末の倫理 第22章 持続可能性への道筋:政治的戦略の構築 持続可能性への道筋と政治:《目標の検討》《市民の活動》《ネットワークの構築》 《突発事態の機会としての活用》/変革に向けて *コラム22─1 乾燥地ケニアにおける農業の多基準マッピング 第23章 個人の変革から社会の変革へ 行動と効果のギャップ/変革の実現──過去、現在、そして未来/一段と広範な変革 の実現 【第三部:緊急事態に関して率直に議論する】 第24章 激動の時代に備えた教育 授業と学習のパターン/力を失わせる仮定/危機の本当の顔/激動の時代に備えたカ リキュラム/新たな一貫性 *コラム24─1 環境学の欠陥と機会 第25章 危機に効果的に対応できるガバナンスの諸要因 市民的不服従からの教訓/柔軟性を有するガバナンス体制/ガバナンスの転換:《1. 相当数の人々の参画》《2.食料・交通運輸、とりわけ通信などの資源》《3.多種多様 な部門の人々の参画に支えられた開放性・寛容性・非排他性》《4.闘いのための技術 の学習と戦略的洞察力の強化》/危機のなかで/柔軟性を有するガバナンスに向けて 第26章 「長く続く非常事態」における ガバナンス ガバナンスの問題/強固な民主主義の基礎を築く *コラム26─1 一段と持続可能な民主主義/*コラム26─2 ボトムアップからのレ ジリアンス 第27章 永続する環境保護運動を構築する 今日の環境保護団体は成功しているのか/ディープ・エコロジー/布教活動とその可 能性/エコロジカル思想の布教活動は興隆するのか/示唆から現実的な適応策を得る *コラム27─1 ポスト大量消費者時代におけるシェイカー教の意義/*コラム27─ 2 エコロジカル思想と宗教思想の関係 第28章 抵抗運動:目的は手段を、どこまで正当化するか 前提/抵抗運動の類型/抵抗運動を評価する/生物多様性の衰退への関心を喚起する /「今こそ、抵抗運動の時か」を問う 第29章 地球工学(ジオ・エンジニアリング)の可能性と危険性 地球工学の現状:《太陽放射管理(SRM)》《二酸化炭素除去(CDR)》/地球 工学のコスト分析:《物質面での犠牲》《政治面での犠牲》《生存そのものに関わる 犠牲》/惑星工学としての地球工学の未来 *コラム29─1 地球工学の定義/*コラム29─2 オクスフォード原則:地球工学分 野の研究実施に関する規約/*コラム29─3 「ソフト地球工学」技術の判定基準 第30章 キューバ:経済制裁下での適応 キューバにとっての「平時の非常時」/キューバのエネルギーへの対応/人間開発と 生存可能性:《医療ケア》《教育》《農業》《その他の指標》/キューバ・パラダイ ム *コラム30─1 キューバが1990年代の一大国難を克服した原動力 第31章 気候変動と強制移動 気候変動のインパクト:《異常気象と居住可能性》《水ストレスとフード・セキュリ ティ》《海面上昇と陸地の喪失》/移住すべきか、残るべきか/新たな分類と論争/ レジリアンスと適応 *コラム31─1 強制移動と避難民の数 第32章 災害が頻発する世界におけるレジリアンスの構築 レジリアンスの定義:《多様性》《冗長性》《モジュール性》《資源保有》《社会関 係資本》《エージェンシー(主体的取組)》《非排他性》《緊密なフィードバック》 《革新性》/システム内のシステム/レジリアンスの現状を認識して、強化する/レ ジリアンスの構築における懸念と矛盾/希望の種 *コラム32─1 植物種子を保存し、レジリアンスを守る/*コラム32─2 女性のエ ンパワーメントとレジリアンスの構築/*コラム32─3 ベトナムの沿岸マングロー ブとレジリアンスの喪失 第33章 危機的状況に適応できるコミュニティを築く 否定と抵抗/危機的状況下での人間の行動/社会関係資本を構築・強化する/防災・ 減災、開発援助、そしてレジリアンス 第34章 「時、既に遅し」なのか |
プロダクトNo | 1281682607 |
出版社 | ワールドウォッチ研究所 |
発売日 | 毎月1日 |
販売サイト | >>>公式サイトはこちら |
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